カナキスとの出会い

世界コンテスト金賞に輝くオリーブオイル

2016年の秋、ギリシャ出張の機会に情報収集のため夫婦で久しぶりにアテネの農林省を訪問しました。

アテネ五輪の時、オリーブオイル『バイオジョイ』を紹介してくれた農林技官は退職していて、もういませんでしたが、秘書に案内されて奥の執務室に入ると、局長さんが快く迎えてくれました。

小生が2004年以来13年間、ギリシャのオリーブオイルを日本に輸入販売していると言いますと、「それならいいニュースがあります。我が国のオリーブオイル、『カナキス(Kanakis)』が世界コンテストで栄えある金賞を獲得したのです」という耳寄りな話。

このコンテストは、スペイン、イタリア、フランスをはじめ世界中の農園から350余社が参加し、入賞はオリンピック以上の至難の技と言われているのです。

オリーブ栽培絶好地の農園を目指して

金メダルの賞状を手に農園主のカナキスさん
金メダルの賞状を手にする農園主のカナキスさん

局長さんはすぐ、農園代表のイリアス・カナキス氏にアポを取ってくれました。

とはいえ、農園があるピロスは遠隔の地、アテネから400キロも先です。美しい港があり、ギリシャ駐在員時代には週末によく泊まりがけで出かけた景勝地ですが、カナキスさんに電話すると、「農園は山奥で分かりにくいので、高速バスでペロポネソス半島カラマタのバスセンターまで来てくれれば、迎えの車を出す」とのこと。

アテネからカラマタへ約4時間のバス旅行は座席も道路も快適で、プルマンシートに身を沈め、その昔、ペルシャとの海戦で有名なサラミス湾や目もくらむようなコリント地峡、そして遠くに霞むミケーネなどを車窓観光していると、昔の想い出が甦り、まるでセンチメンタルジャーニーです。

カラマタから今度は迎えの車で1時間、曲がりくねった山道を辿るとやっと農園に到着。アテネのホテルを出発してから、2回のトイレ休憩をはさんで、6時間以上もの長丁場、でも楽しいバス旅行でした。

農園の周辺は見渡す限りのオリーブ畑で、その果ては山また山。この地形はクレタ島各地の農園と同様、潮風が漂い、オリーブ栽培には絶好の地ということがよくわかります。

うっとりするような味と香り、ぜひご賞味ください

つぶよりの実
つぶよりの実

挨拶が済むと、まず出されたのが小さな紙コップに入ったオリーブオイルです。時は10月下旬で、「昨日絞ったばかり」とのこと。口に含んでみるとうっとりするような味、香りでした。なるほど欧米で大人気のオイルだけのことはあり、日本人の味覚にも合いそうです。

工場は広く、収穫したオリーブの実を洗ってから搾油し、瓶詰めするまでの工程は他の農園と共通ながら、設備がみんなピカピカで、隅々まで手入れが行き届いています。

酸度0.8%以下の高級オイルはエキストラバージンオリーブオイルと呼ばれます。分析証明書を見ると、カナキスの酸度はなんと0.28%!比類のない高品質です(カナキスの酸度は例年0.3%以下、2020年は0.30%でした)。

この世界最高の金賞オイルをぜひご賞味ください。ご注文をお待ち申し上げております。

屋号の「バイオジョイ」は「生活の喜び」という意味です。どうかカナキスが皆様の喜びになりますように!

有機食品バイオジョイ
岡田哲也・加代子