ギリシャワイン

ヨーロッパの王侯貴族や世界のワイン通に愛飲されているギリシャワインをどうぞ。

世界のワイン通が愛飲するギリシャワイン

ギリシアのアトスを初めて訪問したのは1989年秋のことでした。

アトスはギリシアの北東部ハルキディキ半島にあり、陸路はなく、船でしか行けません。ここは自治権が認められていて、ギリシア国内なのに、訪れるためにはビザが必要という特別な地域です。キリストの召天後、傷心のマリアがエルサレムの地を離れ、小舟でエーゲ海を北上して定住し、余生を送ったと伝えられ、中世にはオスマントルコからキリスト教の法灯を守った20の僧院が今も点在し、約千人の修道士たちが祈りと勤労の日々を送るギリシア正教の聖地なのです。

入境税を払うと3日間、食事とベッドが与えられ、域内を自由に拝観できます。僧院の内部には
国内外の教徒から奉納された莫大な財宝が納められていることもあり、海賊などを寄せつけないよう、どの僧院も要塞のような堅固な石造りです。

食事は質素ですが、夕食時のワインがとても美味しかったので、お土産にほしいと頼んだのですが
これは修道士と巡礼のための祈りの糧で、商品ではありません」と断られてしまいました。

その幻のワインがようやく仕入れられるようになったのです。ギリシア最大のワインメーカー、ツァンダリス社がアトスの僧院で栽培された有機ぶどうだけを使って醸造したもので、欧州諸国の宮廷ではしばしば晩さん会の食卓に供されているそうです。ロシアのプーチン大統領も愛飲者で、お忍びで訪れては持ち帰り、クレムリンのディナーで話題にしているとか。

その後、ツァンダリス社のお勧めで、観光世界一の島、サントリーニのロゼと白ワインも買いつけました。アトスワインもサントリーニワインも無名ですが、有名品に引けをとらない絶品です。銀座のソムリエにテイスティングしてもらったところ、驚くほど高い評価でした。

あなた様の評価はいかがでしょうか、どうぞご自身でお試しください

赤ワイン

赤ワインの名は「Agathon(アガソン、純粋)」。アトスの僧院で修道士たちが祈りと勤労の日々に栽培した完全有機栽培ぶどうが原料。豊かな香りと芳醇な味が特徴で、肉料理には打ってつけです。世界の王侯貴族が宮廷で愛飲する絶品の味をお楽しみ下さい。

お好み次第ですが、グラスに注いで2、3分置いておきますと、渋みが抜けて心もちまろやかなお味になります。

北部の白ワイン

北の白ワイン、その名は「Kali Gi(カリギ、豊穣の大地)」。北部ギリシアの地味豊かなハルキディキで育まれた有機栽培ぶどうを原料とし、魚介類やトリ、そしてチーズなどにもよく合います。

理想の温度、9~10℃で召し上がればいっそう味が引き立ちます。

サントリーニ島の白ワイン

サントリーニ島の白ワイン「Santo Assyrtiko(サント アシルティコ)」。エーゲ海に浮かぶサントリーニ。BBCとミシュランのアンケートで観光世界一に選ばれた絶景の島は、また絶品ワインの産地でもあります。8~12℃でご賞味ください。

テラスから見える純白の教会や家々、見下ろせば紺碧のエーゲ海。夢の島へどうぞ。

ロゼワイン

ロゼワインは「Kanenas(カネナス、英語ではnobody)」。ホメロスの名作『オデュッセイア』のエピソードに由来します。サントリーニの陽光とそよ風が育んだブドウが原料です。

ロマンチックで明るいバラ色。うっとりするような味と香りで、魚介類や鶏料理、そしてピラフやデザートなどのお味を一層引き立てます。最良の温度は8~12℃です。